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新国立劇場オペラ公演「ルル」 [劇場通い]

予定の三幕版から二幕版に変更になり、話題騒然の公演。平日の昼公演はいいのですが、二時という時間帯は私にとって思わぬ伏兵が。仕事でもない限り、二時半というのはちょうど睡魔に襲われる時間なのです。案の定、一幕の途中猛烈な睡魔が。

それはともかく、なかなか楽しめました。現代音楽によるオペラ、生の舞台ははじめてでしたから、新鮮だったのでしょう。
あちこちカットがあって、筋の脈絡が弱まったり、印象が希薄になった部分があったようなのは残念でした。

ヒロインの声は他の人たちと比べて、かなり異質な感じを受けました。様式感が違うというか。そのせいで声による表現が弱くなってあのヒロインの持つべき、演出家のコメントにもある『強烈な性的エネルギー』は感じられませんでした。それでも、勢いに欠けるというか迫力不足の感ありでしたけど、演技的にもお芝居としてしらけるなんてことはなかったし、身体も柔軟。シェーン博士との背格好のバランスが美しかったです。オペラ標準を超えた背の高さとスタイルの良さは、やはり長所だと思います。それにごてごてした豪華なドレスより、シンプルな今回のような衣装が似合います。フィナーレの切り裂きジャックとルルの図は特に印象的でした。

シェーン博士の留守をねらってルル崇拝者たちが集まってくる場面は、コミカルで楽しかったです。伯爵令嬢は目にも耳にも非常に魅力的でした。二幕版のため出番が少なかったのが残念です。力業師、高校生、召使い、シゴルヒも印象的でした。

終わりのほうの音楽、やっぱり胸にズンと来ました。感情を高揚させる作用があるみたいです。

再演されたら、また見たいと思います。『強烈な性的エネルギーを放つ』ルルで。

参照


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コメント 5

Esclarmonde

やっぱりワイングラスの件はしのぶちゃんのアドリブなのね.
だとしたら歌はともかく,たいした演技力じゃないでしょうか.
by Esclarmonde (2005-02-18 21:30) 

euridice

せっかくの演技力、歌が足ひっぱって、惜しいと思います。
by euridice (2005-02-18 21:39) 

keyaki

演技力といっても、言葉に反応してないかんじは否めませんね。オテッリさんの動きと比べれば、一目瞭然。
再演は、ルル&シェーン博士、両方あちらから連れて来て頂きたいわ。
by keyaki (2005-02-18 21:47) 

euridice

>言葉に反応してない
正に、歌が足をひっぱったてことは、そういうことも含んでるわけです。
by euridice (2005-02-18 21:55) 

moominpap aus wien

まず ルルのキャスティング ミスだと思います。グルベローバの舞台を何回も見ていると 今回のルルはデリケートさに欠けるのです。知名度のみで動員を図るキャスティングが オペラの質をだめにすると思います
by moominpap aus wien (2005-04-01 21:16) 

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