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ワーグナー「ラインの黄金」バイエルン国立歌劇場1989年 [オペラ映像]

初めて目にしたワーグナー「ニーベルングの指環」の映像、まず「ラインの黄金」です。1989年、NHKがハイビジョンで録画してきたという、ニコラウス・レーンホフ演出、ヴォルフガング・サヴァリシュ指揮、ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場の公演。あらすじなど、こちら、Orfeoさんのオペラ・レヴューをご参照ください。

正装っぽい衣装を身につけたはげ頭に口ひげの丸っこいおじさん、つまり火の神ローゲが、登場。もちろんドイツ語ですが、むかし、むかし..... と何度も書いていき、雲の波を映したスクリーンにいたります。そして、こちらのライン河は洋服ダンスとソファーのある居間。初めて目にしたときはかなり奇妙な感じがしたものです。最初に登場のおじさんも火の神だとはわからないわけで、期待感が増すというわけにはいかなかったものです......

せっかくのハイビジョンですから、大画面で見るべきだそうですけど、小さい画面、しかも三倍録画でみたせいか、退屈でした。その時よりは大きい横長画面で改めて見てみましたが、充分な迫力が得られるほどではないとみえて、大いに迫ってくるというわけにはいかないようです。雲、水、ノイシュヴァンシュタイン城から俯瞰したような景色、火山、火といった映像が度々使われますが、劇場で見た場合は知らず、映像ではあまり効果的でもないみたいです。ヴォータンがこの有名な城らしき模型を抱えていますから、ヴォータンのワルハラ城はすなわちノイシュヴァンシュタイン城ということかしら......

ワーグナー:ラインの黄金
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ニコラウス・レーンホフ 演出

ヴォータン:ロバート・ヘイル
ドンナー:フローリアン・チェルニー
フロー:ヨーゼフ・ホップファーヴィーザー
ローゲ:ロバート・ティア
アルベリヒ:エッケハルト・ウラシア
ミーメ:ヘルムート・パンプフ
ファゾルト:ヤン・ヘンドリック・ロータリング
ファフナー:クルト・モル
フリッカ:マリヤナ・リポヴシェク
フライア:ナンシー・グスタフソン
エルダ:ハンナ・シュヴァルツ
ウォークリンデ:ジュリー・カウフマン
ウェルグンデ:アンジェラ・マリア・ブラージ
フロースヒルデ:ビルギッド・カルム

   ちなみに、フライアのナンシー・グスタフソンには、新国立劇場「エレクトラ」と「こうもり」で、エルダのハンナ・シュヴァルツにはエルダ@神々の黄昏で、出会えたのでした。クルト・モルには上野の「パルジファル」で出会えましたが、この巨人のひとりが彼だったとは、改めて見ての発見です。


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コメント 8

Orfeo

TB&リンク、ありがとうございました。
《リング》連チャンですか。ご苦労様です^^;;
このプロダクションは思わせぶりな仕掛けが多過ぎて、ちょっと苦手です。
というか、レーンホフ自体が苦手、かも?(笑)
TB返しさせていただきました。
by Orfeo (2006-09-06 12:03) 

ヴァラリン

ふふ。嫌いではないけれど~~ってなプロダクションですね(^^;
ヴォータンは結構好きだったりします(笑)

>大画面で見るべきだそうですけど

まぁ、一理あるかも…ですけど、出力装置が変わっても内容が変わるわけじゃないですし。。。
by ヴァラリン (2006-09-06 13:11) 

あるべりっひ

こんばんわ。
私も初めて映像として見た『指輪』がこのレーンホフ演出でした。
当時、『最高に充実』した舞台と演奏を展開していると伝えられたサヴァリッシュ&バイエルンの作品。
この舞台は、私も苦手です。実演は違うのでしょうが。
by あるべりっひ (2006-09-06 22:32) 

たか

レーンホフの指輪特集ありがとうございます。シュバルツがエルダに回って、この時期から急速に売り出したリポブシェクがフリッカを歌っているのがこの映像のポイントだと思います。私はシェローの指輪の影響でフリッカはシュバルツで擦り込まれていたのでリポブシェクは随分かかあ天下風に聞こえました。でもこれはこれで面白かったですね。リポブシェクの歌はなぜか魔女っぽく聞こえることが多いのは歌い回しのせいでしょうか?
ウオータンも結構好きで個人的にはモリスよりいいかな。巨人族は歌がいいですが視覚的なインパクトはシェロー盤には及びませんね。
by たか (2006-09-06 22:37) 

euridice

Orfeoさん、こちらこそ、またお世話になります。

ヴァラリンさん、あるべりっひさん、たかさん、こんばんは。
なぜかひきこまれない感じです・・・

>リポブシェクは随分かかあ天下風
そうですね。愛知芸術劇場での「影のない女」をテレビで見ましたが、あの乳母はとってもぴったりだと思いました。

このレーンホフの映像、全体的に色気不足のような気がします^^;
by euridice (2006-09-07 22:21) 

たか

>愛知芸術劇場での「影のない女」
サバリッシュの演奏ですね。NHKホールで見ました。乳母はリポブシェクに本当にぴったりです。この時のキャストの中でも一番良かったと思います。同じ年のショルティ/フリードリヒのDVDも素晴らしいですね。ヘンゼルとグレーテルの魔女なんかもきっと合っているでしょう。でも純朴なブランゲーネはシュバルツの方が絶対合っていると思います(^^;
by たか (2006-09-07 23:56) 

euridice

たかさん、劇場でご覧になったんですね。うらやましいです。
>この時のキャストの中でも一番良かったと思います。
同感です。

他のキャストもあの扮装で違和感がなかったですね。皇后だけは白塗りの顔が人間に見えなかったですが....^^; 人間じゃないから、まあいいか....なんて思ったものです。
by euridice (2006-09-08 22:00) 

たか

そうですね。歌舞伎風の演出は意外に違和感ありませんでした。台本にはアジアのある国との指定があるそうですが、でも確かセイロン島あたりをイメージしていたはずです。
良い演奏でしたが皇帝はCDのコロがいいなあと思って聞いていました。この時期は私は影なしとエレクトラにはまりまくっていました。
by たか (2006-09-08 23:38) 

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『ラインの黄金』(バイエルン州立歌劇場)(orfeo.blog 2006-09-06 08:55)

DVDライブラリーより。 ストーリーはこちらを参照。 ちょうどベルリンの壁が崩壊した時期に、NHKがミュンヘンでハイヴィジョン収録した映像。内容は現代版指環になっています。狂言回しとして正装したロー

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