魔弾の射手 ドレスデン1985年 [オペラ映像]
レーザーディスクで視聴。DVDはまだないようです。ドレスデン国立歌劇場(ゼンパー・オペラ・ハウス)復興記念公演。魔弾を作る場面が好きです。はじめに、空襲で破壊された劇場、復旧した劇場が丁寧に映されます。
ペーター・ホフマンによれば、彼の子ども時代にはドイツの子どもにとって「魔弾の射手」こそがオペラというものだったようです。『音楽に関する知識、これは学校教育ではほとんど与えられなかった。どこへいっても「魔弾の射手」症候群だった。すなわち、魔弾の射手こそがオペラである』
第二次世界大戦で破壊されたオペラハウスの復興記念公演が「魔弾の射手」だったのも当然ということでしょう。それにしても、1985年にやっと再建とは、ずいぶんと後回しにされたのですね。ちなみに、原爆で破壊された広島市のカトリック司教座聖堂(カテドラル)は、西ドイツのケルン市民の協力もあって再建されたそうですが、1985年どころか、1950年8月6日に定礎されています。
ウェーバー:魔弾の射手
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト指揮
ヨアヒム・ヘルツ演出
ドレスデン国立歌劇場1985年
マックス:ライナー・ゴールドベルク
カスパー :エッケハルト・ヴラシハ
アガーテ:ヤーナ・スミトコヴァー
エンヒェン:アンドレア・イーレ
隠者:テオ・アダム
キリアン:オラフ・ベーア
オットカール:ハンス・ヨアヒム・ケテルゼン
森林官クーノ:グンター・エマリヒ
ザミエル:ヨハネス・ケムター(歌わない役)







ゼンパー来日公演も目前ですね。
時期を得たアップで心が揺れます^^
美しいオペラハウスの映像を見ると、やっぱり本場で見なきゃ・・・といわれる方が多いことにも頷けます。
でも私にとっては簡単にいけるところではありませんし;;
P・ホフマンと同じく日本の音楽教育も「魔弾の射手」序曲から始まったように思いますが・・・
そんなに繰り返して聞いた記憶ないのですが、不思議に全編なじみの音楽です。(クライバーのCDをクライバーを知る前から聞いてました)
ライナーゴールドベルク、ジーバーバーグのパルジファル(歌)ですよね。
狼谷の場面、怖いです。
戦争の廃墟みたいなところ(広島も意図されてる?)で魔弾が出来上がるにつれ死人が甦る;;
オペラというより歌芝居・・・おどろおどろしい割には音楽は単純だと思ったものです。
ゼンパーで思い出すのは、若杉氏がゼンパー常任の指揮者になったとき、すでに世界的に知られた小沢氏と比べて「日本ではあまり知られてないけれど、オペラに関しては実力は小沢以上である」と盛んに言われてたことです。
今では海外のオペラハウスで活躍する日本人指揮者はたくさんおられますが、若杉氏はその先駆けだったのでしょうね。
>ずいぶんと後回し
旧東ドイツですものね。
よく完成したと思います。
by ななこ (2007-10-05 15:30)
これは貴重なものですね。ありがとうございました。
ドイツの劇場の来日公演でこの作品はほとんど採り上げられませんね。やはり日本では人気がないのでしょうかね。新国の公演は迷っています。どうしようかな……。
by オデュッセウス (2007-10-05 21:54)
すみません。
新国立でこのオペラ上演されるのですね。
知りませんでした。
勘違いで、ゼンパーに反応してしまいました;;
by ななこ (2007-10-05 22:16)
ななこさん
>ゼンパー来日公演も目前です
そういえばそうですね。まだちょっと先なので、演目、配役など、
ちゃんと見てません・・・
>新国立でこのオペラ上演
来年の4月ですから、まだまだ先の話です。
>でも私にとっては簡単にいけるところではありません
私も、ななこさん以上に・・
少し前までは考えもしませんでしたし、今はその気になれば可能かもしれませんけど、基本的に出不精ですし・・ お目当ての歌手もいませんしねぇ・・;;
>「魔弾の射手」序曲
少なくとも私の年代はみなさんご存知でしょうね。あの「秋の夜半の〜♪」や「狩人の合唱」
>クライバーのCD
私もオペラとして聴いたのはこれが初めてでした・・ 一気にはまりました^^l
by euridice (2007-10-06 07:12)
オデュッセウスさん
おかげさまで、記事にしようと思い立ちました。
>採り上げられません
音楽としては、耳慣れた旋律があるし、全体的になじみやすいと思うのですけど、台詞入りとか、地域色が強く、文化的異質感が大きいと思われるのかもしれませんねぇ・・
今回、フィナーレの字幕など、じっくりながめると、キリスト教色が強いですが、でも普遍的倫理観とか道徳観とそれほど違わないと思います。こういう素朴な価値観、ぎすぎすしたバッシング、報復のテロ世界になってしまった現代、なんだか新鮮でした。
by euridice (2007-10-06 07:23)