リゴレット チューリヒ歌劇場2006年 [オペラ映像]
ヴェルディ:リゴレット
ネロ・サンティ指揮 ギルバート・デフロ演出
チューリヒ歌劇場2006年
リゴレット:レオ・ヌッチ
ジルダ:エレナ・モシュク
公爵:ピヨトル・ベチャラ
スパラフチレ:ラースロー・ボルガー
マッダレーナ:カタリーナ・ペーツ
NHK-BShiで放送されました。「リゴレット」の放送は数年前のコヴェントガーデン、マクヴィカー演出のもの以来じゃないでしょうか。毎度ですが、こちら、Orfeo.blogのオペラ・レヴューです。NHKが一部修正して放送するなど、きわどい場面もあったり・・ でも、そういうことは別としても、全体的になかなか衝撃的で印象的だったものです。
今回、チューリヒのはNHKも悩まずに放送できたと思います。舞台装置がすっきりと清潔な感じがするのは、とてもチューリヒ的。特にジルダの家の「青さ」が印象的。
始まり前の解説(堀内修)で、ヌッチについて「僕はどちらかというと歌うヌッチが好きだけど、今回は歌うというより、全編を語っている。名人芸、千両役者」ってなことを言っていましたけど、確かにそんな感じでした。ベチャラについて、非常に魅力的な歌い方と評してましたけど、それほど魅力を感じませんでした。私だけかもしれないけど、ベチャラには華が感じられません。いつもお友達にはよさそう・・な好青年というところかな。
スパラフチレ役のバスも、チューリヒの映像には必ずと言っていいほど登場する人ですけど、どうも好きになれないタイプ。何をやっても彼でしかないというか・・ いつも善い人に見えてしまう。今回もどう見ても殺し屋にはみえなかった・・ すごく年が離れているらしい妹は美人でした。
ジルダ役のソプラノは評判なので期待したのですけど、これも私のイメージのジルダではなかった。今度の椿姫@新国、彼女目当てでチケット取ってあるのでした・・ まだ、キャンセルの報無し。ちなみに新国今シーズン、すでに主役級で5人キャンセル出てます。アイーダのテノールもあぶないといううわさも・・私は別にいいですけど。
全体的に、特にイタリアオペラとしてはとても地味。声の饗宴という雰囲気は薄かったと思います。でも、さすがヌッチ、娘のことを女中に頼むところなど、胸がいっぱい目頭が熱くなりました。







リンクありがとうございます。
チューリヒのやつは録画したまま、まだ未見ですが、地味そうですね。私も、この配役の中ではエレナ・モシュクを見るのを楽しみにしているのですが、イメージが違いましたか。う~ん、難しいですね。
by Orfeo (2007-10-30 14:31)
放送があってすぐに見ました。
ヌッチが年取ったなあ・・・・と。
ジルダはきまじめに歌ってるけれど弱声の伸びがなくて華がないというか表情が乏しい?
ベチャラって何を歌ってもベチャラその人ですね。
最初こそヴェルディって思いましたが、あとはずっと暗い舞台でしたね。
これでは終幕の悲劇が一気にせまってこないような?
by ななこ (2007-10-30 19:21)
ヌッチのリゴレットだと私には87年のパルマ、euridiceさんには
「暗くてほとんど何も見えません。」の一言で気って捨てられたDVDですが、
クラウスもセッラも含めて物凄いと思うのです。
by hasida (2007-10-30 21:31)
お久しぶりです。この「リゴレット」放送後すぐに見ました。まだ、オペラはどれもほとんど初めてなので、もちろん、これも初めてでした。それに、最初の解説など十数分、ビデオ取り損なったので、何も分からず、見ていました。でも、euridiceさんの仰るとおりの感じを、受けました。皆さんのコメントも読んで、なるほどと、肯いています。
by 沙羅 (2007-10-30 22:18)
Orfeoさん、ななこさん、hasidaさん、沙羅さん
コメント、ありがとうございます!
Orfeoさんは録画済みだし、ご覧になった方、多いんですね。
>ヌッチのリゴレット
ヌッチと言えばリゴレット、リゴレットと言えばヌッチ
という役のひとつでしょう。
>87年のパルマ
ほんと見えないのが惜しい、悲しいです^^;
>何を歌っても
その役の人物だと思わせてくれる・・・
そんなオペラ歌手が理想です。
by euridice (2007-10-31 07:46)