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「ドイツの新白鳥の騎士」 [歌手]

2010.11.14:ついに来年、と再来年、「ドイツの新白鳥の騎士」が日本に登場予定です。来年秋にはヨナス・カウフマン・ローエングリン(バイエルン)←カウフマンはキャンセル。ボータ・ローエングリンとなりました・・、再来年6月にはクラウス・フローリアン・フォークト・ローエングリン(新国立劇場新演出、こちらにそのちらしがあります)です。←無事、来日出演。すばらしい公演となりました。

2010.10.7:下の方に追記があります〜〜
ちょっとおもしろい記事を見つけました。よく分からないところもありますが・・2009.4.27付けの記事のようです。見出しは「ドイツの新白鳥の騎士」
参考記事:ドイツの旧白鳥の騎士?

「時代は遷る・・」ですから「新白鳥の騎士」も必要ですが、
その前に、これこそ真の白鳥の騎士。ペーター・ホフマンのローエングリンをどうぞ。(左の写真はペーター・ホフマンのローエングリン。バイロイト音楽祭1979-1982。DVDも出ているもの)
☆ユーチューブ再生リスト:ローエングリン☆

さて、ネットで見つけた記事「ドイツの新白鳥の騎士」を簡単にまとめると、こういうことです。
「ドイツ人スターテノール不在のなか、ヨナス・カウフマンとクラウス・フローリアン・フォークトがドイツの歌劇場の舞台を奪還した。だが、フォークトは苦戦。カウフマンのほうが優勢で、快進撃中。フォークトはドイツ北部出身のいかにもゲルマン人タイプであるのに対して、カウフマンは南方系の風貌なのが最大要因である。何と言っても、人気があるのはラテン系のテノールであるから、それに近いカウフマンが絶対に有利」

以下、いい加減な抄訳:
「ドイツ北部西ゲルマン出身のテノールは近年なかなか受け入れられない。ファン・ディエゴ・フローレスやローランド・ビラゾンのようなラテン系のスターが、その非常に美しい声と気質とグラビア雑誌映えなどがあいまって、リードしている。特にヴェルディなどの人気のあるイタリア物では」

「新ヘルデンテノール、フォークトは、ドイツオペラを立派に歌い始めている。すでにバイロイト音楽祭のマイスタージンガーでシュトルツィングとして印象的な歌が聞ける。

フォークトは低地地方(ドイツ北部)出身で、ハンブルグ歌劇場オーケストラのホルン奏者としてキャリアを開始した。オケピットから、70-90年代に活躍した背が高い金髪のテノール歌手を時折観察できた。ペーター・ホフマンだ。「深い感銘を受けました。ジークムントとか、オペラ座の怪人とか・・」フォークトはよく覚えている。フォークトはお手本を見つけたわけだ。(年齢的にちょっと変な感じがします・・ 半分ぐらいは記者の作文???)尤もホフマンはミュージカルとロック活動への寄り道で芸術家としての信用を損なったのだが。(?!まあ、こういう風に思った連中がいたのは事実でしょう・・)
フォークトは彼の好みのタイプの歌手の後を襲うべく格闘している。ホフマンの後継者として苦戦している。舞台の上で確かに成功した。しかし、録音の仕事はあまり進んでいない。北方系の金髪男は思っている。「三大テノール以来、黒い髪、浅黒い肌の色、無精ヒゲの地中海タイプが主役です」

こういう要求を満たす人物像にぴったりのもう一人のドイツ人が登場した。ミュンヘン出身のヨナス・カウフマンだ。彼は舞台で活躍するとともに、すでに複数のCDが発売されている。5月にはローエングリンも歌っている新アルバム「憧憬」が発売される。ワーグナーの他にプッチーニのトスカやヴェルディのトラヴィアータも担当する、彼の声は、カルーソーからパヴァロッティまでのイタリア人の持つ旋律を響かせる。

カウフマンは、南方系の雰囲気が、ドイツ人テノールの将来的モデルになると思っている。そういう種類のものとしてローエングリンは重要であると考える。「なぜなら、ワーグナーがこれをイタリアオペラからドイツの総合芸術作品への過渡期に作曲したからだ」かつてバイエルン国王ルートヴィヒ2世がとりこになった、非常にロマンチックで華々しい、この役を、来年バイロイト音楽祭、ハンス・ノイエンフェルスの新演出で歌う。そして、この夏のミュンヘン音楽祭のチケットは完売している。

外国では、メイドインジャーマニーのテノールは「感情を込めて輝かしく歌える」とは未だに思われていないと、カウフマンは言う。「ミラノのスカラ座でもニューヨークのメトでも他の外国の劇場でも、抜きん出た同国人にはほとんど出会わない」

彼のキャリアは故郷のミュンヘンでは進まなかったので、チューリッヒに移った。そこで、素晴らしいイタリア物を歌いながら、ドイツに憧れていた。もっと正確に言うと、バイエルンに憧れていた。「黒パンとレバーソーセージと白ビールにです」故郷へのロマンチックな思いがあふれていたにちがいない。

二人の短文紹介がなかなか意味深長。
tm.jpg*ヨナス・カウフマン 39歳
*天国のミュンヘン子(=右の写真:意味が知りたい方はこちらをのぞいてください)
*1969年生まれ。チューリヒ在住。メゾソプラノのマルガレーテ・ヨスヴィヒと結婚している。3児あり。
*大器晩成
*最初の仕事はザールブリュッケン州立劇場。2001年からチューリッヒ歌劇場専属。過去5年間のうちに、ザルツブルク音楽祭とニューヨークのメトで国際的成功をおさめた。

*クラウス・フローリアン・フォークト
*北方系の金髪男
*ホルスタイン州ハイデの出身
*年齢は秘密。30代の終わりごろ。結婚している。2児あり。
*管楽器のキャリア
*大学でホルン演奏を学ぶ。1997年にフレンスブルクの劇場で歌手を始めた。
 以後、主としてドイツオペラの分野でキャリアを進めている。
 

* * *
追記 2010.10.7
この記事の通り、今やカウフマンの圧勝状態。録音では足下にもおよびませんというか、フォークトの全然ないといってよい状態に対して、カウフマンはもう次から次へとリリース。10月初め(2010年)三枚目のオペラアリア集「ヴェリズモ」発売。この8月(2010年)には伝記出版済み。

 ちなみに私がヨナス・カウフマンを知ったのは、2005年ごろ。その詳細な経緯は忘れてしまいましたが、映像は、まず放置のテレビ録画「パイジェッロ作曲 ニーナまたは恋に狂った娘」「フィデリオ」を視聴。どちらもチューリヒ歌劇場のもの。残念ながら琴線に触れず。声だけの最初はどこかの音楽祭のコンサートでの「冬の旅」「冬の旅」はそれだけでつい手が出てしまいます。
シューベルト:冬の旅
バート・ウーラッハ、秋の音楽祭2004.9.25
ヨナス・カウフマン(T) ヘルムート・ドイチェ(ピアノ)
これはなかなか結構で、オペラより良いように思ったけど、繰り返し聴くことはなかったのでした。

ネットでは、このところ(2010年8月現在)いわゆる普通の人のブログ記事が急増。虜になったという内容がほぼ100%。「ドミンゴの後継者」とか、「過去50年でドイツの生んだ、最高のテノール歌手」とか書かれています。後者は、テレビ(NHK)で指揮者のフランツ・ヴェルザー=メストがこういう発言をしたせいでしょう。もしかしたら「・・・の一人」と言ったのかもしれませんけど、字幕はそうではなかった。私にはどうもヨナス受容細胞がないようで、聞き惚れることができません。

 ついこの間、伝記本出版。とりあえずのぞいてみました。時代ですね。写真が多くて、しかも全部カラー。ドミンゴ御大の序文。ぱらばらとはじめのほうだけ拾い読み。

 両親はチューリンゲン出身。チューリンゲンと言えばタンホイザーの故郷だったような・・。というわけで、南方系の風貌の理由は不明。両親は、戦後 1950年代の前半にそれぞれチューリンゲン(=ソ連占領地区)から西側に脱出。ミュンヘンで知り合い結婚。母は幼稚園教師でしたが、プロテスタントのため、カトリックが大半のミュンヘンでは仕事が見つからず、建設会社に就職。はじめは言葉が通じず、わからず苦労したそうです。方言がかなり違うんですよね。それで、ダンスサークルみたいなところで出会った同郷人同士で結婚。よくわかりませんが、父方はカトリックらしい。敬虔なカトリックで日曜日はミサ、午前中はクラシック音楽を楽しむような家庭。父は500枚ものクラシックレコードを持っていて、オペラも含まれていたとか。子ども時代からピアノ、少年合唱団。ご多分にもれず、安全な進路をということで、高校卒業後は、経理関連の学校へ。2年頑張ったけど、「やっぱり僕は数字より音符をいじりたい」「オペラ歌手になるべきだ」と、音楽学校へ。鮫島有美子の夫君、「冬の旅」のピアノ伴奏もしたヘルムート・ドイチェはここの先生。ミドルネームは、アレクサンダー。濃い風貌は母親から・・のようです。写真は小学校初日。とっても大きなお菓子筒?をもらったんですね^^!

 フォークトはホフマン物語@新国2005に出演しました。とてもかっこいいホフマンでしたけど、ちょっと物足りなかったかな。  
 ペーター・ホフマンの舞台に接して、憧れてテノール歌手に転向したのが本当なら、頑張ってほしいものですが、少なくともワーグナーテノールとしては目下のところ好みではない。フロリアン受容細胞もないみたい。

関連記事:
2006年バーデンバーデンのローエングリン:フォークト
2009年ミュンヘンのローエングリン:カウフマン
2010年バイロイトのローエングリン:カウフマン
ワーグナー三大テノール?:ドイツの旧白鳥の騎士?!
ルネ・コロ@スカラ座





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コメント 14

ペーターのファンです。

カウフマンの声がイタリア人の旋律線とは、もはや意味不明ですが、そう思う私がどうかしているのでしょうね。この記者はどんな人物なのか、妙な興味がわいてきます。
フォークトのヘナチョコ歌唱もトホホですが、カウフマンの方がさらに噴飯ものです。ミュンヘンのローエングリンは映像をいくつか見て、ひっくり返りそうになりました。ローエングリンがTシャツ着て登場、レンガ積んで家を建ててる?
この論外のテノール連中を賞賛するのは勝手にどうぞですが、ホフマンと少しでも比較するのは許せないんですよね。格の違いがわからないのか、と言いたくなります。
by ペーターのファンです。 (2009-07-17 20:57) 

keyaki

なかなか面白い記事ですね。
カウフマンがラテンってどういう根拠かしら....両親のどちらかがイタリア系とかだったら、はっきり書くはずでしょう。髪が黒いってだけで、ラテンとは......
あの顔はチュニジアあたりかな...と思ってました。
ラテンとは言ってませんでしたね...南方...やっぱりチュニジアあたりでしょ。それともトルコ?

カウフマンは、インテリには、正統的なものからちょっとズレているのを好む傾向があるのと、もって生まれた声がないのに頑張って40まで耐えてきたという同情票かな....天性のものに対して嫉妬深い人もいますからそう言う人にも受けますね。
ミュンヘンにやっと錦を飾った.....って、泣けてきますね。

>カウフマンは言う。「ミラノのスカラ座でもニューヨークのメトでも他の外国の劇場でも、抜きん出た同国人にはほとんど出会わない」

これって、自分も含めてでしょ。1999年に、スカラ座に出たけど、だれも注目しなかったし、椿姫のDVDだって、イケメンのはずなのに、スカラ座が選んだのは、ヴァルガスだったじゃないの......
今までは、もっと謙虚で賢い人かと思っていましたが、喋るとどんどんぼろがでるタイプですね。

>来年バイロイト音楽祭、ハンス・ノイエンフェルスの新演出
ノイエンフェルスってまともな演出ってしたことあるのかしら。
カウフマンにぴったりの演出にしてあげて下さいね...なんちゃって。

ドイツ人テノールって、フォークトとカウフマンだけしかいないってことですか。
まあ、イタリア人テノールだって、パッと思いつくのは....ですもんね。
by keyaki (2009-07-18 01:23) 

euridice

ペーターのファンです。さん
カウフマンに関してはほんとに理解不能の部分が少なくないですね〜〜

言葉の問題があるので誤解かもしれませんけど、辞書に従って直訳すると「彼の声にはイタリア人の旋律が混じっている、あるいは、共鳴(共振)している」そして、このイタリア人の修飾が、「カルーソーからパヴァロッティまでの」です。

どう聴いても(一生懸命聴いたわけじゃないけど、こういうことは、すぐに感じなきゃ意味がない)、どこが?!ですよねぇ・・

ローエングリンが流しの大工、ドイツ風に言えば、マイスター修行中の大工か、お助けマイスター大工なんでしょうか。それにしても、憲兵みたいなのに見張られながらのレンガ積みのようなのも、気分悪いです。

>格の違いがわからない
少なくともこの記者氏はわかっていないと思います。


by euridice (2009-07-18 13:23) 

euridice

keyakiさん
オペラ歌手といえば、イタリア人だった時代もあったんでしょうけど、
今は昔でしょうね。ドイツオペラもテノールは特にで、戦前はともかく、敗戦直後はアメリカ人に頼らざるを得ずで、やっとドイツ人が出て来ても、あっという間に元の木阿弥。もうろくに知りませんけど、英米系が優勢みたいですね。だから、この二人にとりあえず期待があるのでしょうけど、スター性がとてもあるとは思えないザイフェルトやフランツと比べて、外見は多少普通で良いのかもしれませんが、肝心の声と歌を加えると、卓越しているとは思えません。目下、レコード会社とマスコミ、メディアが頑張ってカウフマンを無理矢理スター扱いしているようですけど・・
by euridice (2009-07-18 13:41) 

kametaro07

興味深い記事翻訳ありがとうございます。
ホフマンの名が出るのは比べるというより、ホフマンの存在が大きい為で、ちょっと注目されるドイツ人テノールやヘルデンテノールが出てくるたびに名がでると思いますから、腹を立てるお気持はわかりますが、一生腹を立てていなくてはいけなくなってしまうような??
ホフマン以上の人が出るとは思えませんから・・・・。
これが後世ホフマンを差し置いてカウフマンやフォークトの名が挙がったら腹がたちますが・・・・ありえません。
私は若いころから音楽に興味を持っていたらホフマンも実際に聴くことができたのにと後悔・・・・しても仕方ありませんが・・・。
現実には今いるテノールで商売していかなくてはいけないので売る側は頑張ります。記者もその一翼を担っているのでしょう。
オペラハウスで聴く側も現状で満足を見出そうとするしかないのだと思います。

by kametaro07 (2009-07-18 19:25) 

ペーターのファンです。

>こういうことは、すぐに感じなきゃ意味がない
はい、そのとおりです。私は、何かの放送で聴いたホフマンの一声に目のくらむような衝撃を感じました。この声を聴かなければ、その一心でローエングリン全曲に耳を傾けたのですが、オペラはこれが初めてでした。
ワルキューレもローエングリンも、舞台でも映像でも字幕は邪魔と思うほど聴きこんだのは、ホフマンの声あればこそです。

>お助けマイスター大工
白鳥の置物かかえた放浪の大工かい?・・・と私も思いました。カウフマンに合わせた演出だとこんなものでしょうか。

少し前まで、アリア集でニコニコと振っているアバドまで嫌いになりそうでしたが、歌舞伎の天地会を思い出したら、腹も立たなくなりました。脇役端役専門の役者が弁慶を演じて、吉右衛門や仁左衛門がツケ打ちにまわったところを想像したら笑ってしまって。カウフマンは耳にも目にも不快なだけなのは変わりませんが。
by ペーターのファンです。 (2009-07-18 22:11) 

euridice

kametaro07さん
>若いころから音楽に興味を持っていたらホフマンも実際に聴くことができた
実際に聴けたらそれはすばらしいに違いないでしょうけど、今の時代は幸い記録を楽しむことができます。日常的に楽しめるのは、私にとってはなんと言っても記録ですから、オペラ界の現実とこれは別の話です。たとえば、新国のマイスタージンガーはとても楽しめましたし、ワルターもなかなか良いと思いました。でも、それだけです。

>ホフマンの名が出る
私の知る範囲では、あまり出ないと思います。現役の歌手に関連して目にしたのは、kametaro07さんのブログのカウフマンの「比べられたくない」(正確なところは不明ですね^^;;)がお初です。その記事とホフマンのオフィシャルHPが消滅したのがきっかけで、久しぶりに検索して、見つかったのがこの記事です。これも、比べているのではなく、フォークトが歌手になる前に感銘を受けた人ということですね。先達の誰彼に興味や関心があるのは普通ではないかと思います。

ホフマンはオペラ歌手を意識したころには、マリオ・デル・モナコのレコードをまず聴いたみたいです。そして、シュツットガルトで晩年のヴィンットガッセンの下で仕事をし、このドイツでは偉大なワーグナーテノールの一人だった人の後継者と目されていたとのことです。


by euridice (2009-07-19 20:33) 

euridice

ペーターのファンです。さん

>ワルキューレもローエングリンも、舞台でも映像でも字幕は邪魔と思うほど聴きこんだのは、ホフマンの声あればこそです。
本当にそうです^^+++
by euridice (2009-07-19 20:34) 

kametaro07

>私の知る範囲では、あまり出ないと思います。
そうですか・・・・確かに実際に名が挙がる機会はあまりないのでしょうが、オペラファン、特にドイツの人達にはホフマンはいつまでも語り継がれていく人だと思ってます。
あの座談会でホフマンの名が挙がった時もやっぱりね・・・・と思いました。
>今の時代は幸い記録を楽しむことができます。
そうですね。普段情けないほどバタバタとして音楽を聴く余裕がなく、聴いても全く感動しないのですが、ホフマンは別格。圧倒的な存在感、カリスマ性で魅了させられます。
euridiceさんの膨大なホフマンの資料、少しずつ勉強させていただきます。
ただ単純なので、ボロクソ?カウフマンも録音で聞くとどーってことないと思うのですが、実際舞台で見ると雰囲気に呑まれて、なかなか良いじゃない・・・とか思っちゃうんですよね・・・^^;センスなし?
初心者で何を聴いてもある程度満足してしまうというところがあります。
by kametaro07 (2009-07-20 01:19) 

euridice

kametaro07さん
>勉強
そう言われると恥ずかしいですが、読んでいただけるのはうれしいです。ゲストブックもありますので、ぜひ感想、ご意見などください。

>実際舞台で見ると雰囲気に呑まれて、なかなか良いじゃない・・・とか思っちゃう
それはそうだと思います。だからこそ、舞台の楽しみというのは連綿と続いてきたのだし、これからも続いていくのでしょう。

kametaro07さんのように豊富な実演体験はないのですが、例えば、フォークトのホフマン@ホフマン物語(新国)もなかなか良かったです。あえて比べれば新演出時のロトリッチのほうが、外見はスーパーマリオでも、総合的に印象的でしたけど・・(共演者の違いが大きかったと思います・・) 

繰り返しになりますが、劇場の楽しさと、特定の歌手、私の場合P.ホフマンが素晴らしいと思うのとは、別のことです。

by euridice (2009-07-20 08:33) 

kametaro07

>今やカウフマンの圧勝状態。
イタリアものなど、苦悩の男が活躍する場はたくさんありますが、フォークトのような不思議くんに似合う演目は少ないというところですかね。
先日keyakiさんのところの記事がありましたが、エージェントの違いも大きな要因で、ちょっとカウフマンは過剰宣伝、過密スケジュール的。
キャリアの進め方の意識の差もあるのか?フォークトはじっくり慎重型のようです。

>虜になったという内容がほぼ100%。
良いことを書く人は多いですが、気にいらない場合は書かない人もいますから・・・
実際私の周辺ではそう何回も聴きたいタイプというわけではないとか、ルックスがなかったら出てこなかった人だと言う人もいます^^;
表現力は素晴らしいものもありますが、バリトンがかった声なので好き嫌いはどうしても・・・。
私自身も何回か聴いたらどう歌うか想像できてしまって、実際に聴いてもその範囲内というところなので、もういいかなーと思い始めてます。

フォークトもピュアすぎて表現に深みがないのが好き嫌いの分かれるところなのでしょうが、この人の不思議さはちょっと気になってます。
こちらももういいかなーになってしまうかもしれませんが・・・?
by kametaro07 (2010-10-20 23:53) 

euridice

kametaroさん
ムカシ、ジークフリート・イェルザレム(T 1940-ドイツ)(ワーグナーが主要レパートリーだったコロ、ホフマンと同時期のドイツ人テノール、フォークトくん同様、管楽器からの転向。フォークトはホルンだそうですけど、こちらはファゴット)が

「イタリア・オペラの役が好きなのに、歌うチャンスがないのだ」と言っていたとか。

この方はオーケストラ団員経歴が長く、歌手デビューは遅いので、いわゆる専属時代がないのです。フォークトくんはどうなのでしょうか。地方劇場専属をやっていれば、ホフマンもそうでしたが、そこでは当然イタリア物だろうが何だろうが経験はしていると思います。

国際的には、やはり外見がじゃまをしている可能性は大きいかもしれませんね。ホフマンもドイツ語圏以外で、非ドイツ物をやることはなかったみたいだし、イェルザレムもどう見てもラテン的要素はなさそうですから・・ イェルザレムという姓はスペイン系なんだそうですけど、どうなんだか。何系にしろ、ご先祖が十字軍かなにかで行って名乗ったのかも?

苦悩くんは国際スターダムにとりあえずのっかったと言えそうですが、不思議君がのっていないのは間違いところでしょう。

不思議君は新国ホフマン物語ですでに拝見拝聴済み、またローエングリンで出会えそうですね。苦悩くんも一度は生体験してみたいです。



by euridice (2010-10-21 07:53) 

kametaro07

イェルザレムが管楽器から転向したというのは知りませんでした。
パルジファルの映像で観たことがあります。
パルジファルの映像はこの方が多いので、なんでホフマンがないのだ!・・・とムっとしたりも・・・^^;

フォークトは書いてらっしゃるフレンスブルグとドレスデンで専属だったようですから、仰るようにイタリアものも歌っていた可能性は高いですね。

>苦悩くんは国際スターダムにとりあえずのっかったと言えそうですが、不思議君がのっていないのは間違いところでしょう。
確かに・・・・。
フォークトの場合は一般うけする演目はあまり歌ってないので、国際的というのは難しい気はします。
それでトスカのカヴァラドッシを・・・ということかもしれませんが・・・。
既にヨーロッパでは人気が定着してるようですし・・・イタリアではそうでもないかもしれませんが・・・それでも不思議くんのペースで地道に歌ってほしいです。
苦悩くんのスケジュールを見ると国際的スターになるのも考えものだと思ってしまいます。
by kametaro07 (2010-10-21 13:43) 

euridice

kametaroさん
↓イェルザレムの経歴の過去記事です。
http://euridiceneeds.blog.so-net.ne.jp/2005-04-19


by euridice (2010-10-21 18:49) 

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