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映画と音楽 [雑談]

映画~音楽、主としてオペラとの関わりで・・・
ビデオで気楽に繰り返し映画鑑賞ができるようになって、
あれっ?!とか、いいなあ~~と思った音楽を確かめられるようになりました。
音楽家がテーマの映画もいろいろとおもしろいものがあります。

ニーベルンゲン あらすじ 
ビデオとLDが国内で出ていました。フリッツ・ラング監督、ドイツの戦前の無声映画。前編:ジークフリート、後編:クリームヒルトの復讐。白黒ですが、息をのむほど美しい場面があります。国外ではDVDも出ていますが、日本語のあの独特の弁士の語りはないでしょうから、ぜひ国内版DVDを出してもらいたいものです。無声映画なので音楽もないわけですが、弁士の語りと共に、ワーグナー、ベートーベン、グリーグなどの曲がつけられています。     
              
愛の破片
この邦題からは想像もつきませんが、新旧世代のオペラ歌手たちの意見や思いを歌声と共につづるドキュメンタリーです。アニタ・チェルケッティ、マルタ・メードル、リタ・ゴール、トゥールデリーゼ・シュミット、ゲイル・ギルモア、セルゲイ・ラーリンなど。アニタ・チェルケッティという歌手は初耳でしたが、CDで聴いたり、映像も見たことがあるマルタ・メードル、リタ・ゴールなど一昔前の女声歌手の歌やおしゃべりが彼女らの人間性を感じさせて魅力的です。ペーター・ホフマンの伝記に、とっても魅力的なクンドリだったとあるゲイル・ギルモアも知りませんでしたが、この映画で出会えました。マルタ・メードルとリタ・ゴールがそれぞれ歌う「スペードの女王」から老伯爵夫人の歌が心にしみます。でも、この映画、オペラに興味がないと、おもしろくないんじゃないかしら。ウェルナー・シュレーター監督1996年 原題 Abfallprodukte der Liebe  DVD
              
はじまりはオペラ
ヒルデ・ハイエル 監督ノールウェー映画。 原題:The Prompter  ヒロインの職業がオペラ劇場のプロンプターというだけです・・・劇場では「アイーダ」の公演に向けて練習中。公演の日、いらついた彼女、とんでもないことをしてしまいます。 DVD
              
永遠のマリア・カラス
ゼッフィレッリ監督。マリア・カラスが引退後、彼女の録音を使ったオペラ映画に出演していたら・・・というお話です。マリア・カラスを演じる女優さんが魅力的です。対して、彼女を巡る男たちはなんだかピンときませんでした。もちろんマリア・カラスの歌声がたくさん聴けます。DVD
              
トスカの接吻
ヴェルディがミラノに建てた音楽家のための老人ホームを舞台にしたドキュメンタリー映画。この映画も、オペラに興味があると非常におもしろいと思います。監督 ダニエル・シュミット(1941.12.26~2006.8.5)DVD 

書かれた顔ダニエル・シュミット監督 TV

エクスカリバー
ワーグナーの旋律が非常に効果的に使われています。おなじみ?!、オルフのカルミナ・ブラーナも出てきます。アーサー王伝説の物語ですが、監督はワーグナーの作品を裏物語にしているようです。列挙すると、 オルフ「カルミナブラーナ」冒頭の曲~おお、幸運の女神よ~、ワーグナー「神々の黄昏」~ジークフリートの 死/「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲/「パルシファル」~前奏曲と聖杯の動機、映画のエンディングは「神々の黄昏」のフィナーレに「ジーグフリードの葬送」をアレンジしたような 感じです。 DVD
              
ヴェルディ伝記映画
verdi_movie.jpg1955年、イタリア映画  舞台場面には、映画制作当時の歌手たち、デル・モナコ、ゴッビ、八千草薫の蝶々夫人で歌っているモスクッチなどが登場します。ヴェルディの妻子の不幸は、涙なくしては見られません。LDで見ましたが、その後、CSテレビで放送されました。DVD
              
カストラート、ファルネッリ
ヘンデルのころのオペラにも興味が持てるようになりました。ファルネッリが美しいです。カストラートの声にしびれて、気絶するご婦人たち、ほんとうにいたんでしょうね。DVD
              
ルートヴィッヒ、神々の黄昏
ヴィスコンティ監督の美しい映画です。この映画を見たのはオペラを見るようになる前でしたが、非常に音楽的な映画だと思いました。繰り返し見ても飽きなかった。ワーグナーのオペラを聴きたいと思うようになったきっかけのひとつです。「トリスタンとイゾルデ」の旋律でたまらなく盛り上がる場面があって、そこが一番好きでした。シューマンの「子どもの情景」が流れる場面も非常に美しいです。 

フィッツカラルド
ヘルツォーク監督。ビデオを借りて見たのですが、オペラに興味を持つ前に見たときは、途中で挫折。場所は南米、船の甲板で手回しレコードでカルーソーの歌声を流しながら河をさかのぼり、船ごと山越えして、急流を下るという、それだけのお話です。 DVD
              
ベリー・アニー・メアリー
「わたしのお父さん」~ジャンニ・スキッキは、歌なしで 「眺めのいい部屋」で使われて、とっても印象的でしたが、 最近NHKで放送された、父親と娘の葛藤を描く、「ベリー・アニー・メアリー」、でも、 この歌が重要なモチーフとして、ヒロインによって、歌われました。 フィナーレでのこの歌は、涙なくしては聴けません。 映画の初めでは、アマチュアのど自慢のパン屋の親父、ヒロインの父親が、 やはりプッチーニの「だれも寝てはならぬ」を、パヴァロッティのお面をつけて、歌いながら、 拡声器をつけた車を、運転しています。 お面をとった顔が、なんとパヴァロッティにそっくりです。 イギリスのウェールズ地方が舞台のイギリス映画(2000年)。
              
ベーブ、都会へ行く
子豚のベーブ物語、第二話。子豚が猛犬に追われて必死で逃げる場面で、蝶々夫人の間奏曲がつかわれていますが、奇妙にぴったりです。他にもいろいろ音楽的にもおもしろい映画です。エディト・ピアフの non, je ne regrette 「私は後悔しない」.....もとても効果的に使われています。サン・サーンスの交響曲第3番オルガン付きの終りの方の部分に歌詞がついて、テーマ音楽になっています。 DVD
              
乙女の祈り
奇妙な邦題です。原題は、Heavenly Creatures  ニュージーランドで実際におこった母親殺しのお話です。「タイタニック」でヒロインだったケイト・ウィンスレットが主人公のひとりとして出演しています。プッチーニのオペラからの曲がいくつか使われていますが、効果的です。中でも、ケイト・ウィンスレットが、事件の前日、自宅のバルコニーで素人っぽく歌うボエームからの『私、眠ったふりを・・』は、鳥肌が立ちそうです。ミュージカル「学生王子」からの曲も登場します。 ピーター・ジャクソン監督 DVD
              
フィラデルフィア
トム・ハンクス扮するエイズにかかった主人公が部屋に閉じこもってオペラのアリアのレコードをきくシーンが印象的です。その時にかかっているのが、マリア・カラスが歌う、ジョルダーノ作曲「アンドレア・シェニエ」のソプラノのアリア『母は死んで・・・』です。歌詞の内容と歌の激しさそのままが主人公の心情となって、強烈です。この映画でのこのアリアを知ってから、このオペラがおもしろいと思えるようになりました。 DVD
              
夏の嵐
これもヴィスコンティ作品。はじまりはヴェネチア、フェニーチェ座の内部。「トロヴァトーレ」上演中。バックにいつも流れているのは、ブルックナーの交響曲七番です。 DVD
              
家族の肖像
ヴィスコンティ監督。オペラではなく、モーツァルトのコンサート・アリア(K.418)が、数秒流れるシーンがとても印象的でした。もうひとつモーツァルトの合奏協奏曲K.364 の2楽章に、カンツォーネ「心遥かに」がかぶってくるシーン。 DVD
              
フランスの思い出
1987年/監督:ジャン・ルー・ユベール ヨーロッパの映画にはよく「魔笛」の夜の女王のアリアが出てきます。これでは、小さな女の子が口ずさみます。これのアメリカ版リメイク「愛に翼を PARADISE」1991年 監督:メリー・アグネス・ドナヒュー では、女の子がレコードを耳にします。ドイツ映画「愛され作戦」では、行き遅れのオールドミスが口ずさみ、「カスパー・ハウザーの謎」(ヘルツォーク監督)では、テノールのアリア「なんと美しい絵姿」も流れます。この映画では、アルビノーニのアダージョも効果的です。ちなみに「愛され作戦」ではエディト・ピアフの non, je ne regrette 「私は後悔しない」.....が劇中とエンドロールに流 れるのが、印象的です。「フランスの思い出」以外はDVDがあるようです。
              
サン・ロレンツォの夜
イタリア映画。第二次世界大戦下のイタリアの物語。ドイツ兵たちが、バスを奪って、それに死体をのせ、馬にひかせていく場面があるのですけど、バスのわきを歩きながら、ドイツ兵のひとりが『夕星の歌』 ~ワーグナー「タンホイザー」~ を歌っているのです。悲しげな、疲れたような顔で。とても印象的です。バスを奪われた運転手は、たくさんの卵を入れたかごを持って、バスを追いかけているのですが、力尽きて、た しか?死んでしまうのです。 DVD
              
暗殺のオペラ
ベルナルド・ベルトリッチ監督。ヴェルディの「トロヴァトーレ」、最終幕のミゼレレからレオノーラの歌にかけてがつかわれています。つかわれている場面というのがサーカスから逃げたライオンが興奮しすぎて死んだのを料理して食べたという挿話のところで、ライオンの丸焼き?を運びながら、ミゼレレをうたい、それがオペラ歌手の歌へと続いていきます。ヒロインの名前がレオノーラだからその語呂あわせの冗談も含んでいるのかしら。
              
ルナ
ベルナルド・ベルトリッチ監督。ヒロインはソプラノ歌手。息子が劇場で母親の出演中のオペラを見るシーンがあります。上演中のオペラはヴェルディの「トロヴァトーレ」で、1幕、レオノーラが恋人を取り違える場面。
              
タンゴ(ル・コント監督)
車で逃げる妻の浮気相手をはじめは車で、それからなんと軽飛行機で猛然と追跡して殺してしまう というシーンがあります。この男、車に乗り込むと車のテープデッキに おもむろに カセットを突っ込みますが、そのとたんに鳴り響くのが、「ワルキューレの騎行」です。「ブルースブラザーズ」のラストのカーチェイスでも。「地獄の黙示録」での使用は有名ですが、映画でしか知らないで済むのは残念です。 DVD
              
ベニスに死す
これもヴィスコンティ作品。ダーク・ボガード扮するアッシェンバッハとビヨルン・アンデル セン扮するタジオの出会いのシーンで「メリー・ウィドウ」のヴィリアの歌が・・・ DVD
              
イノセント
これもヴィスコンティ作品。貴族たちの集まるサロンで、モーツァルト「ピアノソナタ トルコ行進曲付き」など、色々な曲が 演奏されます。 歌もありますが、確か、グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」からオルフェオの歌、Che faro senza Euridice? です。 DVD
              
地獄に堕ちた勇者たち
これもヴィスコンティ作品。主人公が女装して歌うマレーネ・ディートリヒの歌が強烈です。突撃隊が襲われ、殺戮がはじまる直前、調子外れのトリスタンとイゾルデの歌がきこえます。
              
祝辞
栗山富夫監督1985/財津一郎/林美智子/工藤夕貴/山口良一/和由布子
部下とはいえ、重役の息子の結婚式の祝辞を巡る、サラリーマンの悲哀を感じさせる喜劇。 財津一郎、扮する主人公、オペラ歌手になりたかったとのことで、風呂場などで、ヴェルディ「椿姫」~「乾杯の 歌」とか、スッペ「ボッカチオ」~「恋はやさし野辺の花よ」などを口ずさみます。
              
マルコヴィッチの穴
街角で修道士と修道女がひかれあう人形劇を見せているグレッグ。その背景に流れているソプラノの歌声は、ヴェルディの「運命の力」~"Pace, pace, mio Dio"神よ、平和を与え給え です。  DVD

いとこ同士
主人公が殺してしまういとこがワーグナー好きという設定で、トリスタンとイゾルデなどが出てきます。
              
ショーシャンクの空の下で
主人公は刑務所の規則を破って、モーツアルト「フィガロの結婚」3幕、第20曲、伯爵夫人とスザンナのニ重唱(手紙のニ重唱~そよ風に寄せ る歌)のレコードをかけます。運動場にこの美しい女声二重唱が流れ、囚人たちは一瞬・・・  DVD
              
王女メディア
パゾリーニ監督。「アポロンの地獄」を映画館で見たのですが、同じ監督というのと、題材にひかれてたまたまテレビ放送があったのを見ました。この全然台詞なしのメディアはいったい??と思ったものですが、なんとマリア・カラスだったんです。謡曲だか義太夫が使われていたりして、不思議な雰囲気です。生け贄などかなりグロテスクです。オペラ「メディア」もありますが、説得力のある舞台か映像、見てみたいものです。録音だけではちょっと難しいです。DVD


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